本日は、渋谷Bike&Run(2時間代々木公園ラン+3時間インドアバイクトレーニング)の開催となった。
2時間ランについては前回のレポートを参照してほしい。http://club-geronimo.com/?p=2580 3時間インドアバイクトレーニング(IBT)は、30分毎の6ステージで行っているが、今回は、最初の30分「第1ステージ」での動きについてフォーカスしている。無理なく自然体で力みのない素直なペダリングから入りたい。基本運動の徹底であり、全ての基本でもある。回す、踏むなど力みが先行し、効率の良いペダリングとなっていないことに問題があるからだ。このインドアバイクのマシンには、20kg以上の「フライホイール」がセットされている。ペダリングを始めると、固定ギアになっているフライホイールの反動で脚が勝手に回される状態になる。二足歩行の人間が、ペダリングという特殊な「円運動」をすることは難しい。力みがあれば、縦長の円となるペダリングになってしまうだろう。それを、無理な踏込みをせず、フライホイールの回転に身を任せ、脚の動きを「真円」に近づけるのが目的だ。そのためにも「無心」になり、クセを消し、マシンのフライホイールの動きに脚を順応させることが重要となるのだ。
その後のステージでは、より速く、より強く、ペダリングを行うが、最初の30分の動きに対し、「少し」速く、「少し」強くが基本中の基本とすることが、効率の良いぺダリングを生むことになる。ただ、どうしても「その範囲」を超え無理をしてしまう。その我慢が一番難しいかもしれない。基本動作は地味でつまらない。でもそこから全てが始まる。
コメントを投稿するにはログインしてください。