G.W. GREEN

本日は、渋谷Bike&Run(2時間代々木公園ラン+3時間インドアバイクトレーニング)の開催となった。

渋谷Bike&Runは、3時間インドアバイクトレーニング(IBT)の前にランを合わせた企画トレーニングとなる。普段2時間IBTの際も開催しているが、特に3時間前のランは、その後のIBTと合せ、「動き」に違いが出て、バイクライドでの理想的な走りに近づける役目を持たせている。

3時間G-IBTの始まりは1999年、あることがきっかけで始まった。当時、5時間実走を3時間で「効率的」にできるとしていた。今もその効率性は変わらないが、バイクトレーニングの難しさとして、ランに比べ圧倒的に、人間としての基本動作から外れていることだ。そのため、ペースが掴みにくく、ムラのある走りになってしまう。ここで言うムラのある走りとは、本来、使うべき筋肉の部位が使えていない、体重移動が不安定で軸がブレていることなどが挙げられる。

パワーでペダリングするのではなく、使うべき筋肉部位を使い、体重を利用し、効率の良い「動き」をすることが重要となる。それを意識させるためには、「余計なパワー」を抑えるべく、事前準備が必要になる。その準備こそが、直前に走る「ラン」と考えている。ある程度、事前に身体へのダメージを与えておくことが目的となる。100%の体力で臨むのではなく、70%からスタートしたい。無駄な動きをせず、効率よく動く必要があるからだ。もちろん、バイク実走などが事前にできればベストだが。それが、事前にランを組み合わせている理由となる。

一方、G-IBTは都度、着目点、注力点にこだわり開催しているが、インドアのデメリットとして、実走感がないことに着目している。スピード感、空気抵抗、路面抵抗がないこと、コースもなく、バランス感覚も必要がないことなど、が挙げられる。もちろん、そもそも目的も異なり、各メニューにおいて得るものは多くあるが、より理想を求めるべく、「実走感」に近づけることは、常に努力したいものだ。その意味では、実走とインドアの練習量のバランスも考えなければいけない。実走が無ければ、イメージする力も養われない。しっかりと実走も行い、このG-IBTに臨むことが理想となる。そして、実走ではできない「動き」、そして、危険性のない「超集中」ができることが、大きなメリットとなるのだ。

2時間ランスタート

3時間 G-IBT スタート

Club GERONIMO「渋谷組」FINISH

.

Run ~ Bike !5時間お疲れ様でした。

またのご参加お待ちしております。

次回3時間は、5/5(祝・土)に開催予定です。

.

.

【スケジュール】
6月の予定 (調整中)
.
【バイクスクールReport】
 

.

.

「シーズンイン!スキル&スタミナ強化」