Club GERONIMO Challenge 2018 佐渡組 応援記(Cタイプ鈴木選手)

佐渡応援記

佐渡Aタイプは、過去3回当選。実は、一度落選通知の後、聞いた事のない3次当選が含まれている。なので、今回が初落選だったが、記念すべき30周年記念大会であるため、最後まで信じて連絡を待つも、奇跡は起きなかった。

何か得るものはあるだろう想いで応援&初ボランティア(前日キッズ、ジュニアトライアスロン)で参加。 前日、人生初のボランティアを終了。

【スイム】迎えた本番。 6時 Aタイプスイムスタート いつものようにスイムスタートは突然のようにやって来る。 号砲が鳴り響き、長い一日の始まりだ。先頭の選手は泳ぎ始め、後方の選手はまだまだ沖に向かって歩いている。長い1日を覚悟して「そんな焦ってもね。」と言っている気がする。その後、全員が泳ぎ始めた頃、小魚が大型魚に追われている時に起こる「ナブラ」の様なバシャバシャとした音だけが静寂の海辺に聞こえていた。その音は徐々に沖合へと移って行ったが、選手達はここから孤独な闘いが始まるのだなと、他人事ながら無事に1日が終わってもらいたい気持ちになっていた。 応援スケジュールとしては、スイムアップ、バイク小木坂、ラン7.5km地点、ゴールの予定で応援。 予想タイムとおりの選手と予想を大幅に遅れる選手とで、期待と、一部ハラハラしながらスイムアップを全員確認。このまま、全員小木坂で会えるだろう気持ちで、一旦休憩後、車で移動。

【バイク】 小木坂へ向かう途中、選手権の戸原開人選手とすれ違う。下り坂ではあったが、ロケット並み。その他の選手もハンパない。そうこうしているうちに小木坂到着。 小木坂まで来れば、バイクも後半あと少しだが、結構な登り坂なので、マジでキツイ場所。午前中から声出して応援。「ガンバレ」「ファイト」全ての選手を応援。チームメンバーでも来ようものなら、興奮してワァーワァー言ってるだけにしか聞こえないだろう思いながら、応援を楽しむ。みんな頑張ってる。応援に応えてくれれれば、応援冥利に尽きる。選手は次々と小木坂を登っていく。この次の応援はラン。14時30分には小木坂を後にしなければならない。が、我がチームメンバー数名が来ない。 何とか来てくれ。祈る思いで小木坂を後に。

【ラン】 スタートから約7.5km地点にて応援。 既にBタイプは、ほぼ通過済みらしい。昼を過ぎ暑さが戻っている中、淡々とゴール目指して走り続けている。ラン2周目にもなると、意識は薄れているはず。日は暮れ始め薄暗い道を淡々と走っている。あっという間にに辺りは闇に包まれた。道路には投光器の灯が照らされ、ここからが佐渡の真髄とでも言いましょうか。足元もよく見えず、行く手の灯りを見ながら一歩一歩足を進めて行く。周りには、ただただ足音だけが聞こえている。ゴールまでガンバレ、ゴールまでガンバレ、選手の辛い気持ち、応援していても伝わって来ていました。

【ゴール】 ゴールは一見、華やかにも見えますが、時には厳しく、全ての人が喜ばしい場所でも無いとも感じました。 やはり、ゴールしなきゃダメなんだなと。もちろん、レース中色々な状況があり、運もあります。チームメンバー全員がゴールする事は、とても難しい事だとは思いますが、可能だとも思います。トライアスロンは、個人のスポーツではありますが、チームとして目標を掲げて全員でゴールを目指すのであれば、ある意味団体競技です。なので、勝手に自分の目標としてですが、来年は、「チーム全員佐渡A完走」です。みんなで練習、切磋琢磨して頑張りましょう。 まずは、抽選に当たらないとダメなんですが。ともあれ、シーズンオフ間も無くではありますが、来年に向けてボチボチ動き出しましょう。 今後とも、よろしくお願いします。

 

鈴木 靖

 

 

「来年は選手として。」