GERONIMO-IBT「オンラインとスタジオの違い」

1996年に「SPINNING」として、国内に紹介されたインドアバイクトレーニングをルーツとする「GERONIMO-IBT」。その後、原型を変えて、フィットネスでなく、バイク競技のためのトレーニングとして進化させてきた。

そして、2020年 GERONIMO Online IBTがスタートとなったが、スタジオで開催するリアルなトレーニングとどのように違うのか、それぞれのメリットについて述べている。

まず、共通の目標として、「180kmバイク後、ランにダメージを残さない回転の持続力を身につける。」が大前提となる。また、「BGM」を利用することも特徴的な手法であり、集中力を更に高めるための最大のツールとなる。

 

■スタジオと比較した場合の、オンラインのメリット

現状況により生まれた「新手法」。メリットは5つ。

①マイバイク(マイポジションそのものであり、特にDHポジションでの安定したトレーニングが可能となる。)

②移動時間のない、お手軽「おうちトレーニング」

③朝スイムのような頻度の高いトレーニング(月間20回前後開催中)

④モニターにより、常に自身のフォーム、特に「冷静さ」を確認できる。

⑤後日、詳細なフィードバックができる。

≪主な狙い≫ 高回転(90~110rpm)の持久性を伸ばす。

■オンラインと比較した場合の、スタジオのメリット

原点はこちら。メリットは3つ。
オンラインを始めたことで「スタジオ」のメリットを再認識している。

①最大と言えるのがスピナー。マシンの重量と、重量級の「固定ギア」となったフライホイールが決めてとなる。これにより200回転以上も可能となり、「最大回転力の養成」になるオンリーなトレーニング。バイク180km中、120km過ぎてからの回転力を養うことができる。

②緊張感がある。おうちトレーニングは手軽だが、比較した場合、集中力に欠ける傾向がある。

③マシン、音響などの機材環境は不要となる。

≪主な狙い≫ まず、最大回転力(150~200rpm)を伸ばし、持続力につなげる。

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両者は別もの、オンラインは「新しいもの」として生まれた。それぞれ、メリット、デメリットがあるが、今となっては「両方必要」と言える。スタジオで最大回転力を養成、オンラインで回転力を意識した日常的なバイクトレーニングを行う。

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「どちらも必要!」