昨年に続き、オンラインで佐渡を走りました。
昨年は「佐渡A」とし、オンラインバイク7時間、ラン42.2kmで開催しましたが、今年はより幅広くご参加頂くこととリアルがBになったこともあり、オンラインバイク4時間、ラン21.1kmで開催しました。今回はオプションとして、前日にホーム茅ヶ崎にてスイムの2000mTTも無事開催でき、3種目を楽しむことができました。
Club GERONIMOでは佐渡は締めの大会です。9月で年度が終わり、10月から「GERONIMO新年度」となります。そんな想い入れのある佐渡にオンラインでも開催できたことは何よりです。
SouthernBeachでスイムを開催しました。沖の三角コースを周回しますが、スタートはビーチスタートとしました。普段は沖まではアップですが、少しでもリアルにするため、また、やはりトライアスロンスイムの醍醐味でもありますね。
当日は、ややうねりはあったものの、波はなく、泳ぎ易かったと思います。普段の開催からお話していますが、オープンウォーターでやるべきこととして、より正確なコース取りが、タイムに大きく左右します。それでも今回のように1辺の長いコースでは、目標物の確認が簡単ではありません。蛇行や大きく外れる選手もいて、色々な意味でリアルでした。
今回のメニュー。小佐渡のコースを完全に再現させることはできませんが、可能な限り近づけています。スピード感がなく、景色の変わらないインドアで、より集中してもらうためのコースを目指しています。このレッスンの最大のツールは「BGM」ですが、ケイデンス、HR、パワーの数値設定など、昨今の使えるツールは全て使います。そして、コースへの「イメージ」とともに、バランスを取りながら、前を見て、真っ直ぐ走る、というごくごく当たり前のことを続け、繰り返し、その状態を自身でも「観察」しながら走るということがとても重要になります。それができるようサポートしています。
通常の1~3時間までのレッスンとは異なり、あくまでも4時間の「ロングライド」となります。ショートインターバルなどは設定せず、HRやPWもリアルに抑え、よりイーブンで走ることを目指します。ただ、両津から先、小木までは向かい風が強いことも多く、そのイメージに設定しました。小木の坂は最大の難所とされていますが、両津から小木までのアベレージをいかに上られるかが重要なポイントとなります。
ランは自宅周辺を走ります。自宅をエイドステーションとし、21.1kmを第1ラン10km、第2ラン5km、第3ラン6.1kmとし、各ラン毎に一度自宅に戻り、体調確認をしながら、万が一体調が良くない場合は、すぐリタイヤできるように小分けにしています。昨年「佐渡A」で開催した時は残暑の猛暑で危険と判断し、3週間遅らせて開催しています。自宅近くの慣れた走りこそが一番注意が必要となります。
計測は、バイク終了後12:00から12:05までのクイックトランジットとし、スタートしますが、出来なくても計測は開始するルールで行いました。また、コースは各選手間で様々なコースとなるため、「獲得標高」でボーナスタイムを設け、最終タイムに加味しました。もちろん、計測はノンストップです。どのようなコース作りをするかも重要ですね。最終タイムは、実走の移動時間ではなく、「経過時間」で決定します。休みを抑え、安定した走りが求められますね。
最後はオンラインアワードでした。
今回はランタイムで男女の優勝者を決定していますが、その男子優勝者は、自宅前に「エイドステーション」を設置するなど、本気モードでした。ただ、カラスに攻撃されたそうです。(^^) 他にも、ラン中では色々エピソードもあったようで、大いに笑わせて頂きました。その点のリアルは、感動であったり、笑いであったり、素直なお話が聞けてとても心地良かったです。
リアルにはかなわない「プチ佐渡」でした。正式レースとは違いますが、これはこれでまた面白いカタチではないでしょうか。レース後の高揚感を少しでも共有できる時間は「オンライン」でも楽しいひと時でした。
来年こそは「リアル」で走りたいですね。
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「またのご参加お待ちしております!」
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