SAKURA in Big Island

伊豆大島でバイクメインのトライアスロンキャンプを開催しました。

今回も天候に恵まれました。過去には、2日間全くバイクに乗れないこともありました。初日は、朝から太陽が燦燦と降り注ぎ、まだ肌寒さが少し残るものの、予報では、20℃を超えていました。風の影響もなく、最高のコンディションでした。夕方には少し風が出てきましたが、問題なく初日を終了。翌日は風がありましたが、バイクライドへの影響はなく、概ね、バイクをしっかりと走り込みました。

初日は、大島の一周42kmを周回します。3~4周を走りますが、このコースは簡単なコースではありません。特に中盤の4km以上の上りは走り応えがあります。サイクリングであれば、1周で十分でしょう。(^^)  2周目までは、速い人はペースも上がり、マイペースの人も十分走れますが、問題は、3周目からです。3周目からは、体力+気力が必要となるからです。コースも憶え、先が読める状況は精神的にも辛く、延々と続くつづら折りの坂に鍛えられます。ただ、そのコース自体が魅力と言って良いでしょう。そして、1周42kmという距離は、走り始めてしまえば、戻る人はいません。長過ぎず、短過ぎない周回が頑張れてしまう走り易さでもあります。

7:30にバイクをスタート、16:00からランをスタート。4周走った後もしっかりとこなしました。少し風出ていましたが、海岸線を夕陽を見ながらのランは格別です。その後は、クールダウンスイム、夕食、そして、ミーティングで締めくくります。このミ―ティングは、翌日の三原山タイムトライアルの目標タイムを設定します。まずは、リピーターは過去のタイムを元に予想、周回は何周走ったか、走れたのか、ライバルとの差はどうだったかなど、みんなでワイワイやりながら決めて行きます。そのタイムを元に出走順を決めます。

翌日は、朝メシ前ランをからスタートです。朝食の前に露天風呂にも入り最高の朝を過ごします。朝食が済むと、各自TTの準備に入ります。大会ではありませんが、そこは、真面目なトライアスリートばかりです。軽い緊張感に包まれながらスタート地点に移動します。スタートは2分差でスタートし、最終走者で全員がほぼ同時にゴールできるよう設定します。前日の疲れが残る人も少なくありません。そんな中でのTTは、メンタルも強くなりますね。大島キャンプの〆として、楽しく、苦しく、そして、高効率で有意義なトレーニング時間を過ごしました。

今後もこれらのメニューは定番ですね。(^^)/

初日 7:30バイクスタート

16:00ランスタート

2日目 6:00ランスタート

8:35 三原山TT

みなさん、お疲れさまでした。

伊豆大島は、キャンプやレースで1998年から訪れています。年三回のキャンプは、いつ来ても納得のバイクコースが「達成感120%」です。また、一周42kmという距離も絶妙な距離です。大島のコースの良さは、長過ぎず、短過ぎず「頑張れる」距離だと思います。また、この春キャンプは、ズバリ「宮古島対策」ですね。今回の参加者の半数は宮古島出場予定者でしたが、どれだけ走れるのか、普段のトレーニングは出来ているのか、キャンプは、「確認の場」であるという高い意識も生まれています。

こんなClub GERONIMOスタイルのキャンプは、バイクを徹底的に走り、ラン、スイムも行い、仲間とTRIPを楽しむキャンプとして開催しています。

真面目に楽しむ「大人の部活」です!

【大島の交通事情】

大島はカーフェリーなどが就航していないので、車は少なく、ゆっくり走っているので、基本的には安全な感じはしますが、スーパーなど施設の駐車場、路地やT字路などから出てくる車の「タイミング」に怖さを感じます。また、一時停止している車が動き出すことも少なくありません。これは、教習所でも習いますが、自転車やオートバイなど前面の面積の小さいものは、速度感がありません。また、競技用自転車の速度が車やオートバイに近いことも周知されていません。お互いの認識と注意が必要ですが、まずは、自身の注意と関心を高め、出来る対策を取るべきでしょう。トライアスロンバイクのDHポジション走行を安全にできるところはありません。そのポジションでの走行をどこで行うのか、行えないのか、安全に練習を行うために考えなければいけません。

 

 

「次回は、7月の夏キャンプ!」