Big ” WINDY ” Island

伊豆大島でトライアスロンキャンプを開催しました。

昨年の秋キャンプも天候には恵まれましたが、今年の秋ステージも無事開催できました。初日土曜日の天候は曇りのち晴れ、朝は少し肌寒さを感じるものの、徐々に気温も上がり、昼間はレーパンレーシャツで十分でした。ただ、風が強く、近年の開催では最も強い風が吹いていました。二日目の日曜日は、朝から晴れ、風もおさまっていました。バイクトレーニングをメインとした大島キャンプでは、常に気になる天候ですね。

やはり初日の大島周回がメインとなるキャンプです。一周42kmのアップダウンに富んだコースは、上級者もうならせる走り応えのあるコースです。そのコースを7:30にスタート、16:00までの8時間半を走り続けます。コースのハードさだけでなく、走り続けるための「メンタル」も鍛えられることになるのです。30名近くで走っていても一周40km以上あるため、単独走となってしまうこともしばしばです。ただ、「今」このコースのどこかでみんな頑張っているという想いはあります。それが、原動力になっています。

目標は、3周から4周ですが、秋は陽が短くなるため、16:00には戻らないと暗くなり危険です。したがって、4周こなためには、平均2時間程度で周回しなければいけませんが、簡単はありません。上級者で7時間~7時間半、一般的には、ギリギリ「完走」と言った感じになるのです。そんな極めてチャレンジングなコースが大島キャンプの魅力となっています。そして、「強風」が4周走った時よりも今回の3周のほうがきつかったという印象を持った選手もいたほどで、「良い」トレーニングとなりました。

7:30 バイクスタート

16:00 ランスタート

バイク終了後、60分程度のランを行います。大島トライアスロンで使われる海沿いの景色の良いコースです。コースは一部アップダウンがあるものの、フラット基調のコースとなっていますが、ランになっても風が止みません。往路が強い追い風、したがって復路は強い向かい風となっていました。バイクのダメージが大きい選手は少しショートカットし、上がるなど、各自、体調を確認しながらのランとなりました。

1日目お疲れさまでした。

TT予想ミーティング

プールでクールダウン、ホテルの露天風呂、海鮮の夕食、そして、翌日のTTの予想タイムの申告などをしてもらうミーティングで初日を締めくくりました。このミーティングでは、まず各選手の自己申告の予想タイムから出走順を決定するのですが、リピーターは過去の持ちタイム、初日周回の走りなど、様々な情報から、他の選手からの「意見」も加味され決定します。

2日目

6:00 ランスタート

2日目は、朝6時から1時間のランを行いますが、昨日の疲労が残る選手も多く、例年稀なほど、早めに上がる選手が多い今回のキャンプとなりました。もちろんこれからの三原山TTに備えるという意味もあるわけです。そして、ラン後の朝風呂から朝食は、「最高」の一言です。

Good morning MOON

朝食が終わり、TTの準備、そして、TTコースに移動します。やはり、笑顔の中にも、その「緊張」が伝わってきます。緊張は、不安もありますが、期待があり、「頑張る」ということから来るものです。30分から60分程度の時間ではありますが、極めて濃い走りをすることになるのです。

8:36 TTスタート

TTは、予想タイムの順に二人づつ2分差でスタートします。距離は10km、最後はフラットから下だりもあり、DHポジションでのTTも含まれるトライアスロンバイクの優位性も出るコースです。キャンプの締めとして、全力で頑張ります。今回は自己ベスト更新の選手、予想タイムを大幅に上回った選手、そして、初参加で無事完走の選手まで、それぞれの「自己目標」を達成しています。

みなさん、お疲れさまでした。またのご参加待ちしております。
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伊豆大島は、キャンプやレースで1998年から訪れています。年三回のキャンプは、いつ来ても納得のバイクコースが「達成感120%」です。また、一周42kmという距離も絶妙な距離です。あのコースを走るには、長過ぎず、短過ぎず「頑張れる」距離だと思います。また、この秋キャンプは、ダレてしまうこの時期の「気合い入れ」となっています。そして、この大島キャンプそのものに対し、大島でどれだけ走れるのか、普段のトレーニングは出来ているのか、大島は、「確認の場」であるという高い意識も生まれています。

こんなTriathlon GERONIMOスタイルのキャンプは、バイクを徹底的に走り、ラン、スイムも行い、仲間とTRIPを楽しむキャンプとして開催しています。

真面目に楽しむ「大人の部活」です!.

「次回は宮古をメインとし、春先のロングに向けた “ 春キャンプ ” を3月に開催します。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka