GERONIMO新年度のキャンプ第1ステージ、秋の大島に行って来ました。
例年、天候に恵まれ、昼間はレーパン&レーシャツで走れる秋のキャンプです。今回は日曜日に雨の予報でしたが、土曜日の周回、日曜日の三原山TTなど、走りのメニューは全てこなすことが出来ました。ただ、風が徐々に強くなり、注意をしながらの走行とはなりましたが、気温も高く、気持ち良く走ることが出来ました。
このキャンプステージは、4月宮古島、9月佐渡をターゲットに開催しています。特に「佐渡A」には9ヶ月程度の準備が必要です。9月に佐渡が終わってその後、10月まで少し練習量を落とし、フォームやパターンなど見直しを行った上で、「課題」を見つけるキャンプになっています。三原TTでは男子は40分、女子は45分切りを基準とし、それより速いのか、遅いのか、をチェックします。もちろん、加齢も無視できず、継続参加の方は、過去2年以内のPBなども参考にします。速い遅いではなく、どのように変化したのかを把握することが大切です。
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大島のコースは、一般的には2周でも十分満足できますが、ClubGERONIMOとしては、「実走」をしっかりと行うために、トライアスロンではなく、「バイクキャンプ」とし、可能な限りバイクに時間を充てています。3周でも十分満足できますし、単純に4周するより、質にこだわった3周も大いに良いと思っています。ただ、長年大島での走りを見ている結果として「4周」を走り抜く力を付けることはロングでの走りを占うとも言えます。
初日は、大島のダイナミックな周回道路を走ります。元町スタートで大きく3区間に分かれ、各区間毎に休憩を入れながら、3~4周回(130~170km)によるスタミナ強化を図ります。また、第2区間の筆島からは、周回中、最もきつい上りになります。この上り6.2kmを「筆島TT」と呼び、周回毎にそのタイムの安定性を目指します。16:00からは、11kmランを各自のぺースで、夕食後には、オンラインでのミーティングを行います。
2日目は、6:00からのランでスタートします。そして、朝食後、ClubGERONIMO名物「三原山TT」となります。約10kmの上りを30~50分程度のマイペースで走ります。ただ、スキルのTTとして、締めくくりとして、そして、「確認」の意味で、緊張感に包まれます。終了後は、レースが終わったかのような、達成感と安堵感の笑顔が広がります。
今回も事故なく、無事に終えることが出来ました。
実走は常に危険が伴います。基本的に「インドア」でのトレーニングが効果的かつ効率的と考えていますが、やはり、実走は必要です。バランスの取れたケイデンスとパワーは、インドアで確認出来ても、実際の「スピード感」は確認出来ません。つまり、結果速く走れなければ意味がありません。当然のことではありますが、インドアだけでは、「リアル」との感覚の乖離が発生します。どちらも大切ですね。
お疲れ様でした。
「基本の徹底と定点での観測が必要です!」
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