夏に次ぎ、重要なタイミングとなる春キャンプを開催しました。
今回も天候には恵まれ、思いっきり走ることができました。インドアでの練習が多い中、「リアルライド」は極めて重要となります。実走はバランスを取らなければ走れません。また、上りでは、ケイデンスやパワーが適正でも実際に「効率」良く進んでいるかどうかは分かりません。回した分だけ、踏んだ分だけ、前に進むペダリングスキルが必要になりますが、パワーメーターのデータだけでは実感しにくいのが現実です。ここですぐ修正できるわけではありませんが、「気づく」ことができます。インドアトレーニングでの時間が長ければ、長いほど、実走との差を埋めることが必要になります。そのためにキャンプの位置づけがとても重要となるのです。
初日は、大島のダイナミックな周回道路を走ります。元町スタートで大きく3区間に分かれ、各区間毎に休憩を入れながら、3~4周回(130~170km)によるスタミナ強化を図ります。また、第2区間の筆島からは、周回中、最もきつい上りになります。この上り6.2kmを「筆島TT」と呼び、周回毎にそのタイムの安定性を目指します。16:00からは、11kmラン、クールダウンスイムを各自のぺースで行います。
2日目は、6:00からのランでスタートします。そして、朝食後、ジェロニモ名物「三原山TT」を開催します。8割上りの約10kmコースでTT行い、過去参加者は、PB更新を目指し、「テクニカル」の進捗を確認します。周回の筆島TTはスタミナ、これはテクニカルで、どちらもロングのトライアスリートには必要です。TTは、申告タイムにより時間差スタートし、30~60分で終了しますが、朝からの緊張感がキャンプのシメとして、距離以上に濃厚な時間を過ごします。
実走で得ることは多いでしょう。走りだけではなく、バイク機材にしても、ディスクブレーキやチューブレスなど、新しいシステムに変わりつつあります。実走を多く積むことで、取扱いに関わることに慣れておく必要がありますね。本番のレースで困らないようにいろいろ練習が必要です。そんな意味でも「経験」を増やす実走は、トライアスリートにとって課題にもなっています。
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【大島キャンプ】
伊豆大島は、キャンプやレースで1998年から訪れています。年5回のキャンプは、いつ来ても納得のバイクコースが「達成感120%」です。また、一周42kmという距離も絶妙な距離です。大島のコースの良さは、長過ぎず、短過ぎず「頑張れる」距離だと思います。そして、このキャンプは、日々の練習の「確認の場」位置付けています。
こんなClub GERONIMOスタイルのキャンプは、バイクを徹底的に走り、ラン、スイムも行い、仲間とTRIPを楽しむキャンプとして開催しています。
真面目に楽しむ「大人の部活」です!
【大島の交通事情】
大島はカーフェリーなどが就航していないので、車は少なく、ゆっくり走っているので、基本的には安全な感じはしますが、スーパーなど施設の駐車場、路地やT字路などから出てくる車の「タイミング」に怖さを感じます。また、一時停止している車が動き出すことも少なくありません。これは、教習所でも習いますが、自転車やオートバイなど前面の面積の小さいものは、速度感がありません。また、競技用自転車の速度が車やオートバイに近いことも周知されていません。お互いの認識と注意が必要ですが、まずは、自身の注意と関心を高め、出来る対策を取るべきでしょう。トライアスロンバイクのDHポジション走行を安全にできるところはありません。そのポジションでの走行をどこで行うのか、行えないのか、安全に練習を行うために考えなければいけません。
【事前安全講習ミーティング】(前回からオンラインミーティング)
事前の「安全講習ミーティング」を義務付けています。落車、骨折などの重大事故も発生しています。ご面倒ですが、「安全」はまず意識付けが重要となるためです。
【Club GERONIMO】
Triathlon GERONIMO の運営する「クラブ活動」です。入会金、年会費などはなく、単発イベントでどなたでもご参加頂けます。(^^)/
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「今回も様々なハードルをクリアしながらの開催でした。」
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