今年も早々とアイアンマン世界選手権の出場が決定した。
投稿者: TMJ
X’masデー 第1部 ~サザンビーチトライアスロン~
本日は、クリスマスデートレーニングです。
まずは、サザンビーチトライアスロンでリゾートを楽しみます。気温5℃。気合入れて行きます。
寒いが、爽やかな朝。
本日のスペシャルサプリ、YOHKAN。
みんな、YOHKANで頑張ります。
パッケージは千切らないため、ゴミが出ない。
第1ラン30分スタートします。
サンタたちの走るサザンビーチ。
風がなく走り易い。
湘南大橋は5℃。
穏やかな海。
第1ラン終了。
バイク90分スタート。
スピニング: http://triathlon-geronimo.com/?p=42
集中力を養う。
テラスは真冬でも暖かい。
クリスマスバージョン。
第2ラン60分スタート。
バイクの後のランがこの練習の一番大切なところ。
ヘッドランドから見る烏帽子。
シーサイドは最高です。
だんだん碧くなってきます。
ラストスパート。
サザンビーチヒルズも見えてきた~♪
第2ラン終了。
サザンビーチのシンボル、サザンC。
メリークリスマス!
プライベートビーチ。
今日のフィニッシャー。
最高に美しいサザンビーチ。
ランチミーティングはPOPSで。店内からの景色がとても良い。
人気のメニュー「ナポリタン」と先週出来たばかりの新メニュー「湘南カレー」。
今年最後のサザンビーチトライアスロンはクリスマスバージョンでした。
また来年のご参加お待ちしております。
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世界一お手軽なトライアスロン、トライアスロンを始める前にやるトライアスロン、「サザンビーチトライアスロン」是非体験・体感して下さい。http://triathlon-geronimo.com/?p=161
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チーム・Y ~100photos~
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大西さん、石田さん、金山さん、篠田さん、お疲れさまでした。
チーム・Y Road to KONA 2011 報告会
本日は皇居ランと先日のアイアンマン世界選手権の報告会を開催しました。多くの方にお集まり頂き世界最高峰のレースに参戦できたことを称えました。
石田選手
「昨年はすぐ来年のことを考えることができませんでしたが、今年はすでに来年に気持ちが向かっています。」
Report: http://triathlon-geronimo.com/?p=1856
金山選手
「とにかく夢に見た最高の舞台だった。見るもの、聞くもの、全て最高でした。」
Report: http://triathlon-geronimo.com/?p=1864
大西選手
「今年は4名で行くことができました。そして来年は倍の8名で出場したいです。」
Report: http://triathlon-geronimo.com/?p=1862
佐藤選手
「来年はメンタル、フィジカルともに鍛え直してサブ11を狙いたいです。」
Report: http://triathlon-geronimo.com/?p=1859
「ハワイ(=アイアンマン世界選手権)を狙うためにはランが重要。そのためサブスリーの実力を有することが必須となってきます。今まで出場した選手も男性であれば皆サブスリーを達成しています。サブスリー達成した上で、是非Road to KONA宣言をしてほしいです。一緒に頑張りましょう!」
と熱く語るチーム・Yエース大西選手。自身も7度目のハワイを目指す。
このハワイで2011年のシーズンが終わった。それぞれの目標を持ったハワイ、結果は様々となったが、全員無事完走できたことが一番大切で嬉しいこと。ハワイは体調、天候、運、全てを引き寄せることができたとき、最高のパフォーマンスが発揮できる。そう簡単にはベストな結果を出させてくれない。だからこそ、それに挑戦し続ける選手たちがここにいる。
本当にお疲れ様でした。
TEAM・Y(佐藤レポート)
チーム・Y佐藤亮子です。
2011年10月8日
IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIPという世界最高の舞台で自分のどん底をみてきました。
私にとって9回目のアイアンマンレース。
それはまるで別世界でした。
■SWIM
センター後方からスタート。
トライアスロンを始めるきっかけともなった水泳は自分の中で唯一の安心種目。
2009年のJAPANを除いて全てのアイアンマンレースは海外。
どんな屈強な外国人選手を前にしてもいつも陣取る場所はセンター・フロント。
しかし今回ばかりは後方からのスタート。
この時点で私は自分に負けていた。
気持ちをどうしても前へ出せなかった。
「リラックス、リラックス」と何度言い聞かせてみても心の操縦術が全く効かず。
周りのいつもと違う雰囲気に圧倒され、飲み込まれていた。
号砲から折り返しまでの1.9㌔はひたすら手を回した。
進んでいないのではと思えるほど目指すブイまでの距離が縮まらない。
スイムアップして時計を見ると、27分台。
・・・・・心の整理がつかぬままトランジットへ。
大のお気に入りである真っ赤なサーベロP2が残り数台となっていたバイクラックでまだかまだかと私を待っていた。
最初から試されていた。
■BIKE
スタート時、急な坂を上ってからバイクコースへと入る場面で家族を含めY応援隊が熱い声援を送ってくれた。
贅沢すぎる応援。
なにが何でも追い上げる、KonaWindsなんかには負けない、と仲間を見て安堵したのかこの難攻不落とも思えたレースに僅かな闘志が湧いてきた。
レース直前に日頃からご指導頂いている選手権常連でコナを知り尽くしている大西選手からも、「強風に煽られるなよ」と念を押されていたので、
いつもよりずっと、補給時は特に強くハンドルやDHバーをしっかり握りしめた。
アップダウンよりも向かい風や横風と常に闘っていた気がする。
どこで集中していいのかがわからないコース。
単調さの中の複雑さ。
180㌔を無事に走りきれるようにと念じてバイクをひたすら漕いで漕いで踏んでいた。
辛いのに幸せだった。
■RUN
もはや20㌔を過ぎた時点で精も根も尽き果てていた。
日射しと暑さとタフなコースで、自分のジョグペースのリズムですら掴めなかった。
残り約10㌔となるエナジーラボに入ってからは行けども行けども折り返しに辿り着けない。
もうすでに辺りは真っ暗。
足下すら確認できない。
気持ちが途方に暮れた。
弱気で埋め尽くされた心を前に向けさせ続けてくれたのは暗闇から聞こえる声援と二年前の応援時に見たコナでのゴールシーン。
あの時のゴールゲートをくぐる選手達の姿が本当に華々しくて、素敵で、重厚で。
憧れだけで今までやってきた。
私も同じようになりたかった。
ずっと目指してきた私のゴールはどんなだったのだろう。
今回のレース、宣言していた11時間切りは疎か13時間も切れず。
レース直後、相当落ち込みました。
でも何故か今は恥ずかしさや後悔は全くなく、無事に完走でき清々しい気持ちでいっぱいです。
7月のアイアンマンコリアで今シーズンが終わってしまったかのような自分の調整不足やピークをもう一度ハワイへ向けられなかった。
未熟さは大いに反省すべきところですが、今年に入りRTK宣言をしてから自分なりに真剣に練習し、憧れの世界選手権出場という結果に繋げられたことは自信となりました。
また新たな世界を知ることができ、半歩先の目標が見つかり、本当に充実のシーズン。
最近の私は、トライアスロン道がそのまま人生道になりつつあります。
勝っても負けても、成功しても失敗しても楽しくて楽しくて仕方がない。
まだ始まったばかりです。
少し休んで、また仲間と一緒に練習を重ね、世界中の強豪が集結するCHAMPIONSHIPに再び出場できる事を目標にがんばります。
そしてもう一つの目標であるチームYのウルトラスーパーエースになることも忘れてはいません。(笑)
最高のステージでした。
日本からの応援、
現地での本当に心強かった応援隊の声援、
ありがとうございました。
RYOKO
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「勝負はメンタルで決まる。それがワールドチャンピオンシップ。」
TEAM・Y(金山レポート)
(0金山特集.jpg)
【参戦記】2011 Ford Ironman World Championship
レース編
2011年10月8日土曜日。
ついにこの日”Big Saturday”がやってきた。
トライアスロンを始めて5年目。
本格的にハワイを目指して3年目。
ハワイの壁はあまりに高く、何度も跳ね返された。
2009年
2月 アイアンマン・マレーシア 体調不良とホイール破損により撃沈
4月 アイアンマン・チャイナ あと1分差でスロットに届かず
6月 アイアンマン・ジャパン パンクと連戦の疲れで撃沈
2010年
3月 アイアンマン・チャイナ 脚の故障により出場できず
7月 アイアンマン・コリア ジャパンが中止になり強豪多数参加。歯が立たず
8月 アイアンマン・カナダ 腹痛と寒さで動けなくなり自己ワースト
2011年
7月 アイアンマン・コリア スロット獲得
ようやく夢の舞台へ参加できるキップを手に入れた。
そして今日はその夢をかなえる日となる。
朝3時起床
昨晩は9時ごろには寝ることができたので睡眠は十分。
外に出て軽く準備運動とジョグ。
星が輝いている。今日は晴れだ。暑くなるかもしれない。
3時30分朝食
日本から持参したうどんとモチ、味噌汁、カステラのいつものメニュー。
ハワイへ来てからやや食べ過ぎ感があり、あまり食欲もなかったので無理に食べなかった。
4時30分
いったんナンバリングとバイクのセッティングに出発。タイミングチップがなかったためトランジッションエリアに入れず出直し。タイヤに空気を入れ、ボトルを2本セット、練り梅2本をトップチューブにくくりつける。ヘルメットとサングラスをセットし、もう一度トランジッションの長いコースを確認。準備完了。
いったんホテルに戻りスイムの準備。ワセリンを体に、ゴーグルに曇り止めを塗る。Blueseventy PZ3TXを着こむ。
5時30分
ホテル出発。プレスイムバックを預け、トランジッションエリアで待機。
エリートのスタートはエイジより30分早い6時30分。6時過ぎからはエリート選手がスイムチェックインを開始。
アメリカ国歌斉唱。厳粛なムードに包まれるとともに、歌の最後には盛り上がる。アメリカ国歌は歌っている人、聞いている人を奮い立たせる。
6時30分
キャノン砲とともにエリート選手がスタート。
エイジ選手がスイムチェックイン開始。偶然にもチームYの4名がそろうことができた。やはりチームメンバーがいることは心強い。
(1金山スイム.jpg)
6時50分
フローティングスタートのため泳ぎ始める。スタートまでの10分間は立ち泳ぎ。ブイ側の最短コースは激しいバトルが懸念されたため、外側へ行く。今年は「海に浮いているフォード車」のさらに外側に多数いたので自分もそこに陣取る。海水で多少浮くとはいえ10分の立ち泳ぎは楽ではない。だんだんつま先がつりそうになってきた。
7時00分
再度キャノン砲でエイジスタート。いよいよ今日のレースが始まった。
スタートはやはり混んでいるのでぶつかったりするが、思っていたほどのバトルはない。まわりは人だらけなのだが、みんな泳ぎがうまいのでちゃんとまっすぐ泳いでいる。あまりのひとの多さに前のブイと沖にある船が全く見えない。
さすがにハワイの海はきれいなので海の中は周りがよく見える。ヘッドアップはやめて前の人にコバンザメし自分では確認しないことに腹をくくった。前の人がコースアウトしていたらおしまいだが、ここにいる人達は泳ぎがうまいはずだ。リスクはあるがそれに賭けた。
あまりに人が多いので折り返しのブイがよくわからない。ひたすら前の人の脚についていくだけ。そうしていると朝日がまぶしくなった。右オープンで泳いでいる自分なので、朝日が当たるということは折り返して岸に向かっているとがわかった。
あとはこのまままっすぐ泳ぐだけだ。
右わきの下と腰が擦れてしみる。終わってからわかったが、右わきは擦れだが、腰はくっきり爪の跡が2本付いていた。
水深が浅くなってきたのでヘッドアップしてみると建物が見え始めている。スイムアップまでもうすぐ。ほとんどヘッドアップしていないので首や肩周りの疲労はない。
岸にたどり着き時計をみる。1時間6分。速くはないがノーウェットではこんなものか。とりあえずほとんどダメージ・疲労もなくスイムアップできたことで良しとしよう。
スイム:1時間7分14秒(年代別:62位、総合:688位)
T1:SWIM TO BIKE 3分27秒
ホースで水をかぶり、バックを受け取りテントへ。バイクシューズを履き長いトランジッションエリアを走る。MASAさんがちょうどバイクを出すところだった。タイム差はほとんどないのでいい感じか。いよいよバイクコースに出ていく。
出発してすぐは顔見世的にコナの街を走る。チームY応援団も大声で応援してくれた。やはり仲間の応援は力が湧いてくる。Palani通りの急坂を登り、いよいよQueen Kハイウェイへ。
このQueen Kを走ることをどれだけ夢見たことか。
過去の大会のDVDを何度も何度も観たし、ハワイに出た強豪達からいろんな話を聞いてきた。いまそのQueen Kを走っていると思うだけでうれしくてしょうがなかった。
最近のレースではバイク時の腹痛に悩まされてきた。今年のコリアではあまりの苦しさにバイクを降りて休んだくらいだった。朝食時に「正露丸(糖衣錠)」を飲んできたが、念のためにここでもう一度服用した。糖衣錠だったので正露丸臭さもあまりなく、結局腹痛は起きなかった。大正解か。
バイクに入ってからMASAさんが前にいるのが見えたのでその後を追った。ハワイ6回目の大ベテランなので同じようなペースで走るが得策。特に「序盤は抑えるようにした方が良い」とのアドバイスを受けていたので、無理をせずに走った。
そしたらいきなりMASAさんがもどしていた。2007年のノーマンのようだった。体調が悪そうだったので「大丈夫ですか?」と声をかけた。相当つらそうだったので先を行かせてもらった。
周りにはどんどん抜かれていく。日本人はどんどん抜かれると聞いていたので気にせずマイペースで走った。快晴で肌がじりじり焼けてくる。エイドごとに水を浴び、脱水に気をつけてスポーツドリンクをこまめにとった。
今回の補給は「ハニースティンガー」を10本ボトルに入れた。これは化学的な味があまりせず結構良かった。後半になっても飽きることなく飲むことができた。エイドにバナナがあるので固形物はほとんど持たなかった(コンビニようかんを1本のみ)。あとは「ここでジョミ」2本と「練り梅チューブ」を2本。「アミノバイタルプロ」を3本。
(2金山バイク.jpg)
アップダウンが続くQueen Kをまずまず順調に走る。40マイル地点Kawaihaeで大塚さんをはじめとするプレス陣が撮影していた。元気に手を振り通過。
意外に風がない。あとになって「2011年のレースは全く風が吹かなかった」といわれるのはさびしいので「コナウィンドを体験したい」と思っていたら、Hawi手前の坂で強烈なのが来た。ただでさえ登りなのに真向かい風、どアゲンスト。しかも長い。ゴミもとんでくる。
このあたりでMASAさんに先行される。体調が悪くても自分より速い。それにしてもどんどん抜かれる。この風の中、女子選手や60代くらいと思われる選手にも抜かれる。ようやくHawiの折り返し。長かった。
折り返して少しするとRIKIさんとすれ違う。差は10分ないくらいか。ここから脚がきつくなってきた。フラットにみえて結構アップダウンがある。後半は向かい風が多くなる。やっぱりハワイのコースは甘くない。コースが単調なだけに余計長く感じる。
我慢の走りを続ける。心拍数も130台に落ち始める。とにかくキツイ。集中力が切れ始めどんどんスローダウンしていく。白戸太郎さんをパス。調子が悪そうだ。ようやく空港がみえてきた。こんな地平線がみえる地形はなかなかないと思いながら最後の踏ん張り。トップ選手たちがランでQueen Kに来ている。ラエラート、アルサルタンの姿が見えた。
Sport Authorityの角を右折。長い長い我慢のバイクコースが終了した。
バイク:5時間39分51秒 (年代別:116位、総合:968位)
T2:BIKE TO RUN 3分8秒
(3金山ラン.jpg)
バイクから降りると右足アキレス腱が痛い。いままでここが痛くなったことはなかったので心配になる。ペダリングの問題か。しょうがないので我慢して走る。ランになってチームY応援団の声援を受ける。やはり力が湧いてくる。
Arii Driveのランコースもおなじみだ。きれいな海岸線を走る。脚が回復してきた。MASAさんがつらそうに走っている。全くいつもの走りではない。再び先に行かせてもらう。強豪エイジのゴーイチ君、コーゾー君をパス。両方とも体調が悪いのか全然走れていない。
Arii Driveを折り返するすぐにRIKIさんとすれ違う。もう5分も差がない。どこまで逃げ切れるか。ランに入って脚の疲労・痛みも回復し、キロ5分前後で順調に走れている。このまま最後までいければ3時間30分くらいで走れるかもしれない。Arii Driveを抜け再びQueen Kに出る。
とにかく暑い。湿気は少ないがじりじり暑い。水をかぶりなるべく体温を冷やす。エイドしか人もいない単調な道をひたすら走る。ミリンダとすれ違う。相変わらず飛ぶような素晴らしい走りを見せている。間近で見られてうれしい。リエトがまたヘロヘロと走っている。またランでつぶれたようだ。
ハーフを過ぎ25kmあたりから脚が動かなくなってくる。エナジーラボの手前でついにRIKIさんにパスされる。エナジーラボに入り海に向かって坂を下ると強豪エイジの湯尻さんが歩いていた。脚が痛そう。自分も歩きたくなるくらい脚が疲労してきた。
坂を登りまたQueen Kに入る。この辺りに一番きつく、キロ6分くらいでしか走れていない。エイドごとに全身に水をかぶり、氷をパンツに入れ脚を冷やす。ここからは気合いで走るしかない。
MASAさんもやってきた。かなりつらそう。
リョーコも来た。なんだか楽しそう。
残り5km。この辺りまで来ると「あー、もうすぐ終わるんだなー」という気分になった。この溶岩大地の光景をしっかり目に焼き付けたいと思った。大塚さんがQueen Kにひとりでいた。あとから聞いたが、ここまで歩いてきたとの事。ハイタッチしてゴールに向かう。
コナの街に帰ってきてゴールへと続く道を走る。チームYメンバーも待っていてくれた。最後の花道。両側に出場国の国旗が立てられ、大勢の観衆が大拍手で迎えてくれる。
(4金山ゴール.jpg)
そしてゴールゲート。
「Yoshihisa Kanayama, You are an Ironman!」
感極まって涙があふれてきた。
夢にまでみたシーンの中に自分がいる。
ここまで大勢の仲間に支えられてここまでやってきました。
そして本物の感動をもらうことができました。
素晴らしい体験でした。
さらに成長してふたたびこのレースに参加したいと強く思いました。
また一からがんばります。
応援本当にありがとうございました。
ラン:3時間46分06秒
全体:10時間39分46秒(年代別:98位、総合831位)
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「夢を見続ける力。かなうと信じる力。夢を夢で終わらせなかった。そして、来年も更に大きな夢を見るのだろう。」
TEAM・Y(石田レポート)
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総じて言うと、目標タイムの10時間前半には届きませんでしたが、自分の力を出し切ったという意味では、後悔のない満足のいくレースだったと思います。各種目のスプリットタイム(各種目フィニッシュ時の順位)は以下の通りです。
RaceDay – TEAM・Y
スタート直前。この日のためにやってきた。持てる力を出し切ってほしい。
応援団も準備万端。
40Mile地点、トップ通過は金山選手。
50秒差で大西選手も通過。
やや遅れて、石田選手通過。
ランスタート直後、トップ通過の大西選手。
金山選手、元気いっぱい。
スイムで出遅れたがランで徐々に上げている、石田選手。
ランラスト10km地点、コナの夕陽に包まれながら最後の力を出し切る。トップ通過は石田選手。
金山選手、初ハワイながら大健闘。ノーウェットのスイム、容赦のないコナウィンドが吹くバイク、そして暑さの中単調なランを走り抜く。
6度目のエース大西選手は苦しんだ。来年7度目のハワイ で借りを返さなければいけない。
紅一点佐藤選手。初ハワイで得たものは多いはず。
石田さんお疲れ様でした。ありがとうございました。
金山さんお疲れ様でした。ありがとうございました。
大西さんお疲れ様でした。ありがとうございました。
亮子お疲れ様でした。ありがとうございました。
みんな無事ゴールでなにより。
乾杯!
2011 IRONMAN WORLD CHAMPION ” Craig Alexander ” を囲んで。
2011年が終わった。
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「新たな課題、目標が見えた今回のレース。これから1年どこまで集中できるか、それだけだ。」
頑張ります!
チーム・Yの皆様へ
大西です。
先日開かれた壮行会、本当にどうもありがとうございました。
4日(火)から現地入りします。
最大の目標であり、シーズンの最後を飾るレース。
世界から選ばれた選手が一堂に会するチャンピオンシップは、エキスポやパーティなどいろいろな楽しみが詰まっている一方、自分にとっては拭いきれない不安につつまれたところでもあります。
何度挑戦しても、跳ね返されてばかり。
自分が未だに力を出し尽くせない、100%やり遂げた感を得られていないレースだからです。
2005年、ハワイでサブ10という目標を掲げて既に7シーズン目。
去年、ランで失速した悔しい思いはまだ胸の中にあります。
今年はそのリベンジの年。
サブ10のリミットは日本時間の日曜正午。
#766の黄色いジャージが、その時までに果たしてゴールを駆け抜けられるか?
去年の自分に打ち勝って、なんとか達成したいと思っています。
熱い応援、是非、宜しくお願いします。
チーム・Y サザンビーチツアー田中レポート(佐渡国際トライアスロン)
田中です。
レースは最終ゴールでしたが、みなさんへの感謝の気持ちを込め、レポートを書いてみました。今回は改めてチームの力・仲間の支えを実感し、感謝感動のレースでした。
佐渡出場は6回目、Aタイプは5回目のチャレンジ。いつも制限時間に近いタイムでのゴールなので今年こそ自己ベストで少し余裕をもってゴールしたいと前々から考えていた。
今年は震災の影響により仕事のペースが例年と大きく異なったことで、いろいろ調子はよくなかったが、それでも宮古島を何とか完走、佐渡にも参加できるだけで幸運だと、細切れではあったがトレーニングは続けていた。まとまった練習時間がとれず100Km以上のロングライドやブリックがほとんどできなかったので不安はあったが、距離総量は例年程度にはなっていたので、自己ベストは無理でも楽しんでレースはできるかと思っていた。そんな中で台風が迫り厳しいレースを予想、ちょっとネガティブモード。
レース前日にチームメンバーの神田君と落ち合い佐渡に向かう。新潟港で柏木さんやヒロキさんとも合流でき、無事に宿に到着。すぐにバイクの組み立てなど準備を済ませ開会式に参加、その後はチームツアー恒例の写真撮影と全員の完走を祈念しての乾杯。
レース当日AM3:30に起床。天候を確認すると問題なくレースは開催されそうだ。厳しいコンディションではないかと一抹の不安を抱えながらも、いつも通り準備にかかる。全ての準備を終え、まだ暗い中を集中するために一人で会場に向かう。最終登録でスイムの距離短縮を知る。日が昇り、きれいな虹が出ていたので、今日はハッピーなはずだ!と気合を入れる。
いよいよスタート!スイムの距離が短縮されたおかげで気楽にスタートすることができた。いつも通りやや後方からゆっくりと海に入る。台風の影響で沖に出れば潮にもまれるんじゃないかと思ったが順調に泳ぎ切ることができ、42分くらいで海からあがる。
長丁場のバイク、ランが苦手なので少しでもタイムを稼ぎたい。心拍数とアベレージスピードをチェックしながら進める。序盤は台風による風は感じるものの計画通り進んでいた。Z坂を過ぎた65Kmあたりから胃に違和感が出始めドリンクやジェルの補給が辛くなってきた。喉は渇くが飲めない・・・風が強まり心拍は上昇、スピードはどんどん落ち始める。このあたりから自分の中で「リタイヤ」という悪魔のささやきが始まる。エイドでもらった冷たい水であれば何とかうけつけたので、少しずつ水分のみ補給しながら進む。練習量は正直だ。100Kmを超えた両津港あたりで首・背中の張りが辛くなる。「もうやめてしまおうか?」と折れかかったところに、前方に歩道で応援するチームジャージ2名が見えた。サプライズ応援に駆けつけてくれた、青木さんとSUTOさんだった!心からの応援をいただき、折れかかった心が持ち直したのと同時に涙がでてきた。「まだまだ頑張らないと!」と思い直す。
次は大塚さん、セイジくん、タダゴンさんが待つ小木坂を目標にする。不思議なもので内蔵もやや回復し、補給を再開。15時までのランスタートを目標に13時45分を小木の通過タイムに設定したが、通過したのは14時丁度だった・・・いつもは自分からも声を出して応援にこたえるのだが、疲労で声も出なかった。こんな状態ではランもやばい、どうせタイムオーバーならと、バイク終了時でのリタイヤを考え初め、そんな状態でバイク終了。15時15分、残り6時間15分。あきらめるほど限られた時間でもないが、ランが苦手な私には辛い残り時間・・・と思ったら、バイク序盤であっさり抜かれた梶川君が目の前に。チームメンバーの前でリタイヤ宣言などできない!きっと彼も辛いはずだとランスタート。
1Km8分を目標にまずは3.7Km地点のエイドを目指しペースを確認する。7分台で走れていた。この調子でT字路の応援隊を目指そうと進む。ところが7Km地点あたりでめまいがし、走れなくなる。バイクでの補給不足による脱水症状だろう。腕を必死で振り、早歩きで10kmのチェックポイントを目指す。回復しなければそこでリタイヤしようと、またあきらめ始める。10Kmまで辿り着いたところで、すぐ後ろにいた梶川君にまた励まされる。ここまできたら13km地点のT字路まで行こうと、早歩きを継続。下りになり何とかジョグを再開しT字路へ。ちょうどT字路付近で練習仲間の毛利さんとすれ違い「ゴールで待ってるから」と声をかけてもらい、その直後に増川さんに「絶対ゴールしろ!!」と喝を入れてもらう。雨が降り出し気温が下がり始めたからか、少しずつ走れるようになる。メンバーとすれ違いながらエールをもらい、再度T字路に差し掛かるハーフ地点を目指す。何とかハーフ地点で残り時間3時間5分。大塚さんが駆け寄ってくれ「20時までにT字路に帰って来られれば絶対ゴールできる!」と力をいただく。「もう少しがんばってみます!」といいながらもトボトボ歩いていた私に「ずっと歩いていると筋肉固まるから、ちょっとずつでも走った方がいいよ!」と沿道の方にアドバイスをもらう。泣いても笑ってもあと3時間。このT字路通過をキッカケに雑念をはらい、走ることだけに集中するように専念、最後の力を振り絞る。
一歩前だけを見据え、1から100までをひたすら数えながら足を前に出す。100までいったらまた1から、その繰り返し。平地と登りは内ももが、下りは脛が攣りそうになるが100数えるまで我慢と進む。沿道からの応援もチームメンバーの応援にも申し訳ないながら、もう少しも応える余裕もない。ゴールできるかはもう気にしない。ただ、次につなげていくためになんとなく終わってしまいたくなかった。ゴールにたどり着けるか関門で止められるかまで精一杯1から100の数字を数えることだけに集中して走れば、今回のレースだけではなく、その先がみえてくるような気がした。
何千まで数えたかわからないが、残り数分で商店街の花道に到達。チームエースのMASAさんが迎えてくれ、健闘を称えてくれた。RIKIさん、ヒロキさんも最後の数百メートルを伴走してくれた。そしてゴール手前、ブルーのチームジャージの皆が待っていてくれた。真っ白に光るゲートに皆に後押しされるようにゴール。制限時間1分前、結果としてギリギリのフィニッシュとなった。いろいろな方が肩をたたいてくれたり、握手してくれたり、完走を称えてくれる。がっちり握手してくれた方いたので意識朦朧のなか顔を上げると同じレースを終えたばかりの行列メンバー菊池弁護士だったのでびっくりしたが何も反応できなかった。
ゴールエリアから這い出ると、出口で毛利さんが約束どおり待っていてくれた。ガッチリ握手!泣けてきた。チームのみんなのところにすぐに行きたかったが立っていられず、そばにあった椅子にへたり込む。しばらく休んでからみんなのところへ。握手をしながらお互いの健闘を称えあい、また応援への感謝の意を伝える。そして、いつも練習会に誘ってくれたり世話になっているCHIEさんと握手をしたら涙が止まらなくなった。もう少しスマートにゴールしたいものだ。
大塚さんをはじめ応援のみなさん、同じレースを戦った仲間のみなさん、長時間にわたる心からの応援、サポート、本当にありがとうございました。みなさんに力をいただかなければ早々にリタイヤしていたと思います。これからもよろしくお願いします。
「田中さん、完走おめでとうございます。感動しつづけましょう!」
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