Club GERONIMO Challenge 2019 佐渡組 参戦記(Aタイプ片岡選手)

佐渡レポート

佐渡国際トライアスロン大会Aタイプは、スイム4.0m、バイク190km、ラン42.2km。日本で一番距離の長い大会として知られています。私は昨年、1ヵ月スイム20km、バイク500km、ラン200kmのトレーニングのノルマを9ヶ月継続して14時間40分で完走しました。

今年は6月に五島長崎Aタイプ、7月に皆生大会を完走しロンディスタンス3戦目の挑戦となります。 佐渡にはClub Geronimo 佐渡組の仲間とレース2日前の金曜日に入りました。バイクの試走、試泳を行なった土曜日は曇り。比較的涼しい天候で、翌日も暑くならないことを期待しました。昨年見舞われたバイクトラブルなく行ければ達成出来そうな14時間を目標にレースに臨みます。

当日は3時過ぎに起床。前日は早く寝床についたのですが、寝付けず30分おき位に時計を見て過ごし朝を迎えてしまいました。初めてロングに挑戦した宮古島大会の時も同じような経験をしているので、気をとりなおしてレース会場に向かいます。 午前6時一年で一番長い一日が始まります。

【スイム】 目標1:45:00 結果1:57:32

佐和田の海には珍しく風の影響で大きなウネリの中のスイムとなりました。このスイムが後々バイクに影響します。

《T1》 目標 10:00 結果 5:05

【バイク】 目標7:00:00 結果 7:31:32

出だしは調子良く、淡々と漕ぎZ坂を通過します。記憶が少し曖昧ですが、この頃から太陽がジリジリと照り始めます。そしてウネリの中を泳いだ影響か、物凄く気持ち悪くなり嘔吐しました。(途中バイクを止めて嘔吐している選手を何人か見かけました)バイクを減速しながら3度ほど吐き、ペースを上げられずにいると後ろから工藤さんに抜かされました。そこで目が覚め必死に追います。両津を超え小佐度に入ると強烈な向かい風に見舞われます。ペースが落ちるたびにダンシングで上げて漕ぎ続けます。依然日差しは強く体力を奪っていきます。昨年はバイクのエイドでは止まりませんでしたが、今年はほぼ全部のエイドで止まり、頭から水をかけました。そうこうしている内、寝不足も影響したか少し頭が朦朧とし始めてペースが再び落ちます。すると今度は土本さんに抜かされます。そこでまたもや目が覚め必死に追いかけ、ペースが上がります。赤泊のエイドを通過する頃、このままではTeam Geronimo を主催する大塚さんが応援団と一緒に待つ小木坂に14時半までに行くのがギリギリだということに気がつきます。(大塚さんは応援の村崎さん安藤さんと共に14時半にランの応援地点に移動する予定です)小木坂で大塚さん達の応援を受けるため火事場の馬鹿力を発揮しながら一生懸命に漕ぎます。その結果14時33分、移動を遅らせた大塚さん達の応援を受けてチカラをもらって15時34分バイクをフィニッシュします。

《T2》 目標5:00 結果 5:41

【ラン】 目標 5:00:00 結果 5:19:45

15時39分、昨年より20分程度遅れてランスタート。8キロ地点で再び応援団の皆さんから元気をもらい、往復コースなので仲間とすれ違うたびにハイタッチしながらの昨年同様、楽しいランになりました。五島長崎の教訓を踏まえてバイクで嘔吐した後も補給を無理やりしたおかげで、ハンガーノックにならずにすみました。またこのレースで新たに採用した芍薬甘草湯 のおかげもあり脚が攣ることもありませんでした。 淡々と走り続け、ゴールまで3キロを切った辺りで後ろから小嶋しのぶさんに猛烈な勢いで追いつかれました。最後はしのぶさんのペースに合わせて並走し20時59分、トータル目標 14:00:00に対し結果 14:59:37で昨年に引き続き完走しました。

タイムリミットにBzの曲に合わせて上がった花火はやはり壮観で感動しました。昨年は頭が働かずに一人でトボトボ帰ってしまい皆んなと集合写真に写れませんでしたが、今年はきっちり写りました。 さて、今回は目標から大きく遅れる苦しいレースでした。特にバイクでは危ない場面が多くありました。途中仲間に会えてなかったらもっと遅くなってしまったと思いますし、小木坂の応援団に会うための関門をクリアするために頑張れたと思います。

前述の通り佐渡の前には五島長崎Aタイプ、皆生大会を完走しました。この経験があるから今回のレースもタイムが悪いなりに粘れたのだと思います。一方、3大会のスケジュールがタイトでリカバリーとテーパーリングを繰り返し、昨年に比べて佐渡前のバイクの追い込みが足りなかったこともタイムが上がらなかった原因だと思います。 改めて、私のようなエイジグルーパーにとって、ロングの完走とリタイアは本当に紙一重だと思います。4キロ泳いで190キロ自転車を漕いだ後にフルマラソン走るなんて、確実に完走するための練習方法などある訳ありません。だからこれからも1カ月スイム20km、バイク500km、ラン200kmのトレーニングノルマを愚直に続けていきます。

来年に向けてもう一つ挑戦しようと思っている事がありますが今は内緒にしておきます。

最後に、今回は苦しいレースでしたが一緒に出場した仲間や応援団の皆さん、ボランティアの皆さんのおかげで今年一番楽しいレースになりました。本当にありがとうございました。

Team GERONIMO 片岡 直人

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「不屈の精神ですね。」



Club GERONIMO Challenge 2019 佐渡組 参戦記(Aタイプ鈴木選手)

佐渡参戦記

今回で4回目の佐渡Aになります。昨年は、抽選に外れ応援で参加したため、2年振りの佐渡Aになります。毎回、辛い戦いになりますが、今回は、辛い中にも充実した大会となりました。

【スイム】1:40:27

このところ、スイム練習をサボりにサボり、元々泳げないところに輪を掛けて泳がず、何とかなるだろう感覚で6月下旬に3kmのOWSに参加したところ、撃沈の1時間30分でのゴール。レースまで2ヶ月、少しでも泳げるようにと、NASスイムスクールに入校。流石、トライアスロンスクールと書いてあるだけあって、実践想定の練習メニュー。徐々に泳げるようになりつつ、本番突入。当日の海は波高く、終始バトル。毎レース、過呼吸に襲われますが、今回は、スクールの効果か、いやいやClub GERONIMO 茅ヶ崎Swim&Runのおかげ様で、淡々と泳ぐことができ、何とか上陸。

【バイク】7:07:31

今回は、バイクをメインに、ほぼ半年、伊豆、箱根の山々を中心に距離も稼ぎながら練習して来ました。7月の大島合宿は、佐渡前にどの程度仕上がり、本番で何が必要になるかを確認する大事な合宿でした。その時点で、多少の持久力が身に付いていること、また、補給食も必要量が想定できたことが収穫でした。しかし、本番では、190kmの距離と風にやられ、かなり脚を削られることとなりタイムも今ひとつではありましたが、メカトラもなく無事に帰還する事ができ、ホッとしました。

【ラン】4:17:38

目標はサブ4でしたが、結果、撃沈でした。1周目は2時間で帰って来れましたが、2週目に足が止まり、流すだけとなりました。いつも、レース後に、もうちょっと頑張っていれば順位も上げられたのにと思うので、レースのもっとも苦しい状態で、ここで頑張れるのかと試しましたが、無理でした。やはり目標タイムを出すための練習量が伴わなかったこと、また、バイクで脚が削られた状態でランのペースコントロールできなかったことが、今後の課題です。それ相応の練習が必要だと感じました。効率良く練習して来年に繋げます。

トータル 13:13:01

【来年に向けて】

簡単には結果は出せませんが、地道にコツコツ積み上げるしかないと思います。効率よく練習すれば結果も出せる、かもしれません。来年も佐渡の美しい景色を見に来れるように、また、みなさんと一緒に感動を共有できるように、新たなスタートを切りたいと思います。 皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

Team GERONIMO 鈴木 靖

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「来年に向けスタートして下さい。」

Club GERONIMO Challenge 2018

2018年のClub GERONIMO チャレンジ企画は、「レースありき」の宮古組、皆生組、メインイベントとなる佐渡組、「チームありき」のTeam GERONIMO 2018となります。2018年のためのトレーニングは、10月からスタートです。

Club GERONIMO 宮古組 2018

Club GERONIMO 皆生組 2018

Club GERONIMO 佐渡組 2018

Team GERONIMO

 

 

「チャレンジ 2019!」

Club GERONIMO 佐渡組 2018 Member’s Report

Club GERONIMO 佐渡組 2018 Finisher

柴田選手

            柴田選手                                  鈴木選手

            人見選手                                    小林選手

      土屋選手                   片岡選手

 

Club GERONIMO Challenge 2018 佐渡組 参戦記(Aタイプ柴田選手)

佐渡参戦記

ロングに憧れてトライアスロンを始めました。 でもここ数年、トライアスロン大会への出場が減ってました。トライアスリートと名乗るのが恥ずかしいくらい。理由は仕事が忙しかったり、怪我だったり。 そんな中ですが、佐渡への出場を決めたのは、30回記念大会という、ちょっと不純な理由でした。

A、Bは迷いました。Aを必ず完走出来る自信は無かったけど、Aに決めたのは、やっぱりロングが好きだから。これをきっかけにロングのトライアスリートに戻りたかったから。 でも、数年来の肩腰の悪さが更にひどくなり、今年前半はバイク・ランともにトレーニングがほとんどできませんでした。普段の姿勢なども原因だった事がわかり、なんとかトレーニングがまともに出来るようになったのは6月ハワイのハーフの2週間程前。滑り込みセーフでなんとか完走はできました。

次は佐渡に向けてですが、快方に向かっているとは言え、力んだり、疲れると姿勢が悪くなり、痺れがひどくなる状況。目標は完走とし、焦らず力まず追い込まず、今後も長く楽しくトライアスロンを続けられるよう、姿勢やフォーム改善に重点をおきました。マイペースでリラックスしたトレーニングをしました。 但し元々スイムが一番の苦手種目、近所のスポーツクラブのマスターズスイムがトレーニングの中心ですが、いつも年配の方に追われる状況は変わらず。距離や強度、また海での実践に不安を残したまま、本番を迎える事になりました。

佐渡は久しぶりとは言え、数年通った場所、金曜日入りできるのも働き方改革のおかげ、弁慶の寿司や浦島の食事を久しぶりに堪能しました。受付会場や大会会場、スタート当日の手順なども昔と変わりなく、リラックスして大会、スタートを迎えることができました。

まず最初のスイムですが、以前のように泳げないのは承知の上、また肩腰の悪さからヘッドアップが全くできなくなっており、ゆっくりでも良いので、リラックス且つ、なるべくまっすぐ泳ぐことを意識しました。周回はキライですが、以前と違い2周回になっているのも助かりました。遅いので2周回目になると、ほとんど周りに人がいなく焦りもありましたが、とにかく完泳目標なのでマイペースで。完泳が見えてきたのは2周回折り返してから半分くらい来て陸の建物が認識出来るようになってから。なんとかなりました。 陸に上がるとタダゴンが心配して泣いてました。どんだけ遅かったのか。。

バイクですが、以前ならスイムの遅れを取り戻すべく頑張るのですが、肩腰の痛みから2番目の心配種目、とにかくマイペースでした。TTバイク・DHポジションでの乗り込みが少ない為、なんの為のTTバイクなのか、ほとんどハンドルバー握りでした。後で確認するとDHの写真は1枚も無し。 完走目標なのでとにかく踏まずにマイペースを心掛けましたが、バイク序盤のエイドで固形物を取らなかったからか、40キロ、80キロ、両津100キロで無気力感(軽いハンガーノックか)に襲われました。ロング好きでも補給に成長なし。なんとか2時半までに小木に着くのが目標で、ギリギリかと思いつつ2時ちょい過ぎに到着しました。但し応援部隊の応援を受けた後は再度目標を失い失速、無気力感と向い風にやられつつ、ここで頑張ってもランで走れないとくるくる回し、最後に抜かれまくりバイクフィニッシュに到着。周りのバイクはほとんどありました。遅い。

最後のランですが、なんとか完走が見えたと思いつつ、ゆっくりマイペースで走り出しましたが、速攻でまた無気力間と気持ち悪さに襲われました。もうジェルは取りたくなく、とは言えおにぎりとかも受け付けず、しょうがなくコーラとお友達の歩きモードに入りました。 頑張れば走れるのか、根性出せば走れるのか、頑張って走っても潰れて更に状況が悪くなるのか、すれ違うチームメンバーが皆頑張って走っている中、葛藤の中で1周回目はほとんど歩きました。 2周回目、このままのペースではギリギリなのがわかったので、コーラもポカリも受け付けなくなった中、少しでも貯金を作るべく、平坦はなるべく走り、苦しくなったら歩きを繰り返し、2周回の折り返しで、なんとか完走が視野に入りました。

最後はほとんどのチームメンバーと同伴ゴール、恥ずかしいながらも印象に残るゴールとなり、制限時間ギリギリでロングのトライアスリートに戻れました。

本当はしばらく来年の事は考えたくありませんでしたが、タダゴンも来年はAにチャレンジするとの事。 僕もやっぱりロングが好きなんです。 今年のタイム以下はありませんので、あとは上を目指して、また1年頑張ります。

 

柴田 亮

 

 

「来年は、完全燃焼を!」

Club GERONIMO Challenge 2018 佐渡組 応援記(Cタイプ柴田選手)

佐渡応援記

5年ぶりに上陸した佐渡島。それは、選手としてではなく応援のためだった。 トライアスロンを始めたデビュー年に、Bタイプに出場し完走を果たした。わたしにとって佐渡は、原点とも言える大会である。その後、ミドルを中心に出場し、ロングの宮古島大会を2度ほど完走しているが、日本一最長のAタイプにエントリーしたことは今まで一度もない。なぜなら、一筋縄ではいかないことを分かっているから。覚悟を決めれず、なかなか踏み切れないでいた。 競技をお休みして5年の月日が過ぎ、いざトライアスロンを再開しようと考えたとき、真っ先に佐渡大会のことが頭に浮かんだ。そうだ、Aタイプに出たい。日本一最長に挑戦したい。直感的にそう思ったが、残念ながら今年は出場資格がなく、Bタイプにもエントリーできない状況。複雑な心境のなか、冒頭のように佐渡島に上陸することになった。

<キッズボランティア>

落選して出場が叶わなかった仲間とともに、前日のキッズボランティアに参加した。 朝7時、河原田小学校の体育館に集合。任務は小学生低学年の選手登録受付とエイドステーションだ。

お名前を聞いてゼッケン番号を確認し、ネームホルダーとトランジションバッグを渡す。恥ずかしそうにお名前を言うキッズ達に萌えた。 スタート前にはエイドステーションへ移動しドリンクの準備。キッズだから少なめに…と紙コップに1/3ほど入れたが、それでも多いとグループリーダーに指摘された。そもそもキッズ達は大人と違ってそんなに飲めない。それなのに頑張って飲み干そうとするらしい。なるほど勉強になります。

時間差でスタートしたキッズトライアスロン。未就学児から小学生、大人のような体形のジュニアまで、一生懸命にゴールを目指すキッズ達はかわいかったし頼もしかった。大人になっても続けて欲しい。 肝心のお仕事のほうは、あまり暑くなかったため水分を取るキッズが少なく、まったく用なしのエイドステーションだったので応援に徹した。

レース終了後、支給されたお弁当を食べながらグループごとに反省会。ボランティア活動をして気づいたこと、感じたこと、改善したほうがいいことなど、リーダーが中心になって聞き取りが行われた。佐渡トライアスロンを良い大会にするためにはどうしたらいいか?という姿勢が強く感じられた。一年に一度「開催して終了」ではない。選手にとって、応援者(保護者)にとって、より良い大会づくりを常に目指している。また、「明日もボランティアします!」「明日はわたしも出場します!」そういう方々に助けられていることも決して忘れてはいけない。

<トライアスロンレース当日>

朝4時、Aタイプの選手と一緒に宿の朝ご飯を食べてから会場へ向かった。なぜかドキドキが止まらない。仲間を見つけてはエールを送るが、手を振ってもなかなか気づかない選手が多い。われら応援団3人で声をかけてようやく気がつくほどだ(笑)やはりスタート前は緊張感が漂う。

スイムスタート直前に浜辺に移動。運良く仲間数人に会えたが、そのとき土屋さんのゴーグルの紐が切れていることが発覚!あと数分でスタートというタイミングだったので驚いた。さらに驚いたことに応援団のチエさんが、そんなこともあろうかと予備のゴーグルを持っていたことだ。この日のために一生懸命トレーニングしてきて、スタート直前にスタートできないかもしれないアクシデントに遭ったら、どんなに動揺するだろうか。わたしなら半泣きになるところを、予備のゴーグルを受け取った土屋さんは、何事もなかったように号砲とともに海に入っていった。さすがだ。

どうか、みんな無事にスイムアップできますようにと、続々と上がってくる選手を拍手で迎えながら仲間を探し、見つけては声援を送った。AタイプBタイプのすべての仲間をバイクに送り出したあと、バイクコースの途中にある小木の坂へ向かった。

Aタイプなら162~3km地点、Bタイプなら80~1km地点ぐらいか。バイク終盤での高低差120mほどの坂は相当きついだろう。「頑張れ!頑張れ!!」と応援していると、「ありがとう!」と答える選手もいれば、手を振る選手、うなづくだけで精一杯の選手、「坂はあとどれくらい続きますか?」と質問する選手もいて様々だ。正午を過ぎてますます陽射しが強くなってきた。選手の汗もしたたり落ちる。昨年よりは涼しい…とはいえ、バイクパートはAタイプで7~8時間かかる。脱水症状、熱中症が心配だ。応援団も様子を見ながらこまめに給水した。

小木の坂から撤収する14時半が迫ってきた。指折り数えても、まだ10人超の仲間が通過していない。例年の経験から、小木の坂の通過が14時半過ぎると完走できる可能性が低くなるらしい。どうか、ギリギリでもいいから全員が通過できますようにと祈って待ったが、残念ながら数名の仲間には会えず小木の坂を後にした。 後ろ髪を引かれる思いでランコースへ移動。

1周目の7.5km、12.5km地点、2周目の28.5km、33.5km地点だろうか。つらい表情で走っている選手が多かった。この大会の厳しさが感じ取れる。Bタイプに出場している仲間はすでにフィニッシュしているのか、ランコースでの応援はできなかったが、みんな無事にゴールできたんだなと思うと嬉しかった。

正直、ランの応援は心苦しい。頑張って走っているのは百も承知のうえで声援を送らなければならない。走りたくても走れない。一度歩いてしまうと走り出せない。脚が膝が痛い。思うように補給が取れない。気持ち悪い。そんな経験はわたしにだって山ほどある。それを考えると本当につらい。だけど、いまできることを精一杯に頑張って欲しい。そんな気持ちで選手全員にエールを送った。

日が暮れて辺りは真っ暗。応援団の声と選手の息づかいしか聞こえない静かな田んぼ道。あとはゴールするだけの2周目の復路の選手が、「きょうは一日応援ありがとう!」と声をかけてくれた。ひとりだけではない。複数の選手が「きょうはありがとう!」「夜遅くまでお疲れさま!」と笑顔で労ってくれた。わたしはいままで、顔見知りではない応援者に感謝を伝えたことはあっただろうか。仲間からの応援にもちゃんと答えているだろうか。笑顔、リラックス、応援に答える気持ちの余裕。これらが自己ベストや完走に必ずつながるのだ。

制限時間の21時30分。打ち上げられた花火を見ながら、未来の自分の姿を思い描いた。来年、Aタイプに出場できたらすべての声援に笑顔で答えて完走したい。できるかな?できるように頑張りたい。 終わり

 

柴田 知代

 

 

「できる!応援します。」

Club GERONIMO Challenge 2018 佐渡組 応援記(Cタイプ鈴木選手)

佐渡応援記

佐渡Aタイプは、過去3回当選。実は、一度落選通知の後、聞いた事のない3次当選が含まれている。なので、今回が初落選だったが、記念すべき30周年記念大会であるため、最後まで信じて連絡を待つも、奇跡は起きなかった。

何か得るものはあるだろう想いで応援&初ボランティア(前日キッズ、ジュニアトライアスロン)で参加。 前日、人生初のボランティアを終了。

【スイム】迎えた本番。 6時 Aタイプスイムスタート いつものようにスイムスタートは突然のようにやって来る。 号砲が鳴り響き、長い一日の始まりだ。先頭の選手は泳ぎ始め、後方の選手はまだまだ沖に向かって歩いている。長い1日を覚悟して「そんな焦ってもね。」と言っている気がする。その後、全員が泳ぎ始めた頃、小魚が大型魚に追われている時に起こる「ナブラ」の様なバシャバシャとした音だけが静寂の海辺に聞こえていた。その音は徐々に沖合へと移って行ったが、選手達はここから孤独な闘いが始まるのだなと、他人事ながら無事に1日が終わってもらいたい気持ちになっていた。 応援スケジュールとしては、スイムアップ、バイク小木坂、ラン7.5km地点、ゴールの予定で応援。 予想タイムとおりの選手と予想を大幅に遅れる選手とで、期待と、一部ハラハラしながらスイムアップを全員確認。このまま、全員小木坂で会えるだろう気持ちで、一旦休憩後、車で移動。

【バイク】 小木坂へ向かう途中、選手権の戸原開人選手とすれ違う。下り坂ではあったが、ロケット並み。その他の選手もハンパない。そうこうしているうちに小木坂到着。 小木坂まで来れば、バイクも後半あと少しだが、結構な登り坂なので、マジでキツイ場所。午前中から声出して応援。「ガンバレ」「ファイト」全ての選手を応援。チームメンバーでも来ようものなら、興奮してワァーワァー言ってるだけにしか聞こえないだろう思いながら、応援を楽しむ。みんな頑張ってる。応援に応えてくれれれば、応援冥利に尽きる。選手は次々と小木坂を登っていく。この次の応援はラン。14時30分には小木坂を後にしなければならない。が、我がチームメンバー数名が来ない。 何とか来てくれ。祈る思いで小木坂を後に。

【ラン】 スタートから約7.5km地点にて応援。 既にBタイプは、ほぼ通過済みらしい。昼を過ぎ暑さが戻っている中、淡々とゴール目指して走り続けている。ラン2周目にもなると、意識は薄れているはず。日は暮れ始め薄暗い道を淡々と走っている。あっという間にに辺りは闇に包まれた。道路には投光器の灯が照らされ、ここからが佐渡の真髄とでも言いましょうか。足元もよく見えず、行く手の灯りを見ながら一歩一歩足を進めて行く。周りには、ただただ足音だけが聞こえている。ゴールまでガンバレ、ゴールまでガンバレ、選手の辛い気持ち、応援していても伝わって来ていました。

【ゴール】 ゴールは一見、華やかにも見えますが、時には厳しく、全ての人が喜ばしい場所でも無いとも感じました。 やはり、ゴールしなきゃダメなんだなと。もちろん、レース中色々な状況があり、運もあります。チームメンバー全員がゴールする事は、とても難しい事だとは思いますが、可能だとも思います。トライアスロンは、個人のスポーツではありますが、チームとして目標を掲げて全員でゴールを目指すのであれば、ある意味団体競技です。なので、勝手に自分の目標としてですが、来年は、「チーム全員佐渡A完走」です。みんなで練習、切磋琢磨して頑張りましょう。 まずは、抽選に当たらないとダメなんですが。ともあれ、シーズンオフ間も無くではありますが、来年に向けてボチボチ動き出しましょう。 今後とも、よろしくお願いします。

 

鈴木 靖

 

 

「来年は選手として。」

Club GERONIMO Challenge 2018 佐渡組 参戦記(Aタイプ人見選手)

佐渡参戦記

佐渡Aタイプは、12回目の挑戦です。2003に初完走、その後、合計9回完走しました。(ロングデビューの2002年、16年、17年の3回リタイアでした。)今年のエイジカテゴリーは、75歳。年々厳しくなる中で、家族、同年代からBタイプのエントリーを進められましたが、昨年、一昨年の悔しさもあり3年振り3回目の最高齢賞を獲るために、今年も “アストロマン” を目指しての挑戦となりました。

初完走の2003年、スイムスタートの図

スイム

天候は良好、波も水温もよし。外側後方に準備していたがチーム応援団より中央が良いのでは‼。意見を取り入れて中央より深呼吸してスタートしました。

前方のすき間を見つつ、ゆっくり泳ぎました。バトルは少なかったのは、中央からのスタートが良かったのかもしれません。1周終了頃から腰痛が心配でしたが、ヘッドアップを控え気味にして、多少の蛇行はありましたが目標通り、100分で無事陸に上がりました。(1時間41分)

バイク

トランジットでは毎度のことでウエットスーツ脱ぎ、日焼け対策等々で10分以上費やす。(改善せねば)陸に上がれば元気になり、高千ASまで心拍140、頑張りすぎと思い、その後、平地は130以下で走ることにする。住吉ASから小木AS間は力まず回転を意識して珍しく極めて順調に走れました。小木の坂通過はチーム応援団制限時間14時30分、応援団までの急坂、時間との戦いでしたがギリギリセーフ ”元気の出る応援” を頂きました。「この調子で頑張って走れ!」自分に言い聞かせた。小木の坂はまだまだ終わりなく、海岸線も向風強く、バイク後半で脚を使い果たしてしまいました。(暑さのため実走練習不足が原因かも)ただ、ランスタートできるタイムで良かった。(8時間18分)

ラン

バイク後半の影響で脚が思うように動かず、1周回は特にきつく感じましたが、チームメンバーとすれ違うたび、声を掛けあったり、チーム応援団にあい、元気づけてもらい、走り続けることが出来ました。2周目畑野WS残り10Km、制限時間まで90分、その後も宮川、金丸、八幡の各関門の制限時間との戦いでした。ただ、足が攣り、エイドごとに時計を見ながらの時間勝負でした。エイドでは、冷却スプレー、コーラ飲み、落ち着くことを言い聞かせました。制限時間5分前ゴールを目標に、ボーっとしながら走っていると、残り7.5km付近で、ラン最後のチーム応援団にあい「9分ペースでも間に合うよ~」の声掛け頂き安心しましたが、調子が戻ってきたので、キロ8分目標で頑張りました。

商店街で大勢の人から声援を受け(時間に余裕無くハイタッチ出来ずごめんなさい)やっと完走出来ると思いました。残り時間が僅かなために心配でチームメンバーがグランド前までお迎え頂き、皆で大喜びの同伴ゴールが出来ました。(5時間27分)

総合記録(15時間26分29秒)

天候にも恵まれ、またチームのみなさんの応援や沿道のご声援により無事に完走出来ました。

本当にありがとうございました。

75歳のエイジ1位+最高齢完走賞まで戴きこの上ない歓喜でおります。

 

 

「極意?。。。無理はしないことですよ。」

人見光義

 

 

「そして、2019年に10回目の完走を目指します!」

Club GERONIMO Challenge 2018 佐渡組 参戦記(Aタイプ小林選手)

佐渡の参戦記

7月に皆生が終わったとき、「1ヶ月ちょっとでまたこれやるの!?」と正直思いました。疲労が抜けない!という心配ではなくて、バイクが辛すぎて。

でも佐渡島は大好きだし、夏休みには普通の社会人に比べて練習時間が取りやすいし、出たくても出られなかった人がやっぱりいるし、と思ってコツコツ行こうと決意。

バイク。可能な限り渋谷のインドアバイクトレーニングに出るように心がけてはいましたが、この夏の土日は部活に時間を取られることが多かったのでチームの練習会にはなかなか参加できず、仕方なく平日の時間のあるときに一人で物見山往復ライドをやっていました。着いてから登りを2往復すると自宅から往復130㎞になるので、なかなかいい距離です。ただ、一人だとどうしても自分に甘くなってしまってスピードは持続しません。なので、「暑い時間帯に乗って暑さ対策作戦」にしました。とにかく苦手な種目なので、遅くてもいいから乗る時間と機会を増やすことに気持ちを切り替えよう、と。

ラン。仕事のあと用事がないときは毎日走って帰りました。遅くてもいいからちょこちょこ走って距離を稼ぎました。バイクと同じく「暑い時間帯に走って暑さ対策作戦」で、部活が昼で終わった日にはあえて暑い時間に走って帰ったりしてました。あとは、冬からずっとやっている路線ランで月に一度は50㎞くらい走る日があったりしたのも体力的にはよかったかなと思います。

佐渡Aは今までに3回完走しているのですが、2011年にランの関門に引っかかってしまった記憶は今でも消えることはなく、現地入りしても消えてしまいたい気持ちでいっぱいで小さくなって過ごしました。ここまできたら楽しむしかないよ!とはとても思えず…とにかく呼吸が浅い浅い。「どうしよう前日から心拍こんな上がりっぱなしでドキドキしてたら明日までに死んじゃう。絶対100超えてる」と思ってガーミン見たら52しかなくて、あれ、寝てる??みたいな挙動不審な土曜日でした。

レーススタート。

スイム。2周目の1つ目のブイを回ったところで左目をかかとで蹴られ、衝撃で一瞬息が止まりました。左のゴーグルが顔に食い込み、直そうとしたらズレて水がガンガン入ってきて、しばらく左目つぶって泳いでたのですが、さすがの視野の狭さに立ち泳ぎでゴーグルを着け直しました。1時間半くらいで上がってこれるかなー?と思っていたら28分。まずまず。

バイク。なぜか去年よりペースよく漕げました。暑すぎず、寒すぎず、空は青、海も青、山は緑。なんてレース日和なんだ!と思いながら走れました。周りから比べると決して速くはないのですが、去年のペースから計算した目標タイムよりもちょっとずつ速くエイドを通過できました。だって、去年小木の坂に着いたのは14時半過ぎで、もうボスたち応援団は撤収してまさに車を出そうとしていたとき。

それが今年は14時過ぎに会えた!!!!嬉しくて笑うことができました。魚道場の道路に出た途端にものすごい横風。向かい風じゃなくて横風。飛ばされそうになりながら町中へ。なんとかフィニッシュ。去年は8時間18分、今年は8時間0分。わーい!

ラン。鳥目のわたしはとにかく明るいうちに距離を稼がねばなりません。機嫌よくランスタートできたので、1周目はそのまま楽しく走れました。

よちよち走りながらも止まらず進めたので「これ、9時フィニッシュどころか8時半頃帰ってこれちゃうんじゃない?」と欲も出てきました。

しかし。ここから夜の暗闇が訪れます。去年は暗くなった2周目でほぼ歩き通したので、今年は暗いとこは歩いて明るいとこは走ろう、と思っていました。が。一度歩いちゃうと、もうだめですね。歩いたり走ったりって難しい。暗いところを目を凝らしながら必死で進んでいるのもあって、一気に疲労がきました。「ちえさんにちゃんと競歩の歩き方習っとけばよかった…」となんとか早歩き。力づくで進んでる感じでした。25㎞以降はまさしく苦行でした… 商店街の灯りが見えて視界が開け、元気が復活。たくさんの人が花道を作ってハイタッチで迎えてくれました。「おかえり!」「ナイスラン!」あぁ、帰ってこれたんだなぁ。

角を曲がって競技場に入る直前に後ろから「ブラッキー!?」振り返るとこじまさん!朝6時にスタートして200㎞以上を走ってきたのに最後の最後にあと数百メートルのとこでまた出会うなんて!!これは一緒にフィニッシュしなくてはなりません。2人で手を繋いで無事にフィニッシュ。2人でバンザイ!!去年が21時4分、今年は21時6分。あらら。

終わってみたらバイクまでの貯金をランの苦行で吐き出してました。でもホッとしました。緊張感が報われた瞬間でした。 トライアスロンは個人スポーツではありますが、やはりレース中すれ違う仲間と目線を合わせたり、声を掛け合ったり、手をパチンと合わせて元気をもらったり、は気分が上がります。1人じゃないんだなーって思えます。何より、自分を信じて待っててくれる人がいる、という気持ちは何にも勝る勇気を与えてくれる宝物です。今年もたくさんの宝物を見つけることができました。

チームのみなさん、ありがとうございました。そして朝早くから夜遅くまで精一杯応援してくれたボランティアのみなさん、島のみなさんのおかげで今年もいい夏を過ごすことができました。次に参戦するときはもうちょっと前日から笑えるように、また頑張ります。

 

小林 章子

 

 

「がんばりました🌸」